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上の助空五郎襲名披露@ヲルガン座

右から空五郎、25POP、わたし。この3人が再会したことは奇跡

バロン改メ 上の助空五郎(うわのすけ そらごろう)という名前になったよ公演が先日、音楽喫茶ヲルガン座で行われた。

まだ呼び慣れてない空五郎くんとは、もう長いお付き合い。2013年くらいからかな。

襲名披露の見届け人として、沖縄から飛んで来た25POP(ニャーゴポップ)とも久しぶりの再会!彼女とは、もう10年以上のお付き合い。

MC 25POP

二人とも、活動拠点はあるものの、活動範囲に国境のない人たち。国境どころか、色んな意味でボーダーレス。性別、国籍、人種、姿かたち、あらゆるものの垣根をぴょーんと飛び越えて、人々の中にある「コレって、こうしなきゃいけない!」っていう思い込みを片っ端からぶっ壊してゆく破壊者なのです。

私たちは日々、こうしなければ→他人からどう思われるか…、こうあるべき→それが常識だから…という思考に縛られていたりする。

彼らのショーでは、いつも「その当たり前って、ホントにホントのホント?」と問いかけてくる。ショーを見るたびに、固定概念で生きてきた自分を再確認して、それを取っ払うチャンスをもらっている。

ウクレレで歌う空五郎

ふたりとも基本はピン芸人なのだけど、古い馴染みの芸人仲間なので、お互い家族のような間柄。今回も、空五郎が襲名披露ツアーをするといえば25POPは真っ先に「見届人」として飛んでくる。25POPの活動拠点は那覇、空五郎は飛騨高山とまったく違うのに、二人には距離なんて関係ない不思議な絆があるのだ。

アサミのおすすめとあって、空五郎のウクレレを聴きに友人がたくさん集まってくれた。

友人同士、はじめましての方もいるのだけど、ショーが終わる頃にはみんなすっかり打ち解けて、仲良くなってくれている。こんな不思議な居心地の良さが、ヲルガン座にはあるのよね。

ヲルガン座は今年12周年。
これからも旅から旅の流れ者たちが、羽を休める場所で居続けてほしい。
そんな彼らのショーを、心から楽しみにしている。