初めての鮎の友釣り、初日は見事に坊主でした。
師匠の「長野のおーちゃん」は、「10匹は釣れるよ」って言ってたけど、実際にやってみたらわかる。友釣りは難しい!!釣れたら奇跡としか思えない!
【プロ弟子シリーズ】鮎の友釣りの世界とは?~前編二日目は戦略的に…
2日目はもっと初心者向きの場所で、竿を下ろすことにしました。前日よりは浅くて流れが急。岩場が多くて、見たところ難しそうに見えるけど、流れの早い岩場の陰にいる鮎を狙えるという師匠の読み。
どうせ、なかなか釣れないんでしょ…と呑気に竿を構えていたら、
「あ!かかってる!」
と師匠の声。え?え?!かかってるの???(;゜0゜)
確かにビクビク!っという手ごたえがある。うわ!どうしよう?!どうしたらいいんだっけ?
鮎釣りの竿にはリールなどがないので、糸を巻いて手繰り寄せることができない。鮎が引っかかったまま竿をゆっくり動かして、糸の先の獲物を自分の方に飛ばしてすかさずタモでキャッチする。
そんな練習してないし!いきなりできない!!
「竿をゆっくり動かして!焦らないで!」
師匠の言う方向にゆっくり竿を動かすと、釣り下がっている2匹の鮎がゆっくりこちらに向かってくる。師匠が私の腰のタモを引き抜いてキャッチ!
初めて釣れた~~~~!
2日目はいきなり釣れて、大喜びからのスタート!
1匹釣れると、モチベーションが全然違う。俄然楽しくなる!釣りはやっぱり釣れないとね~。
(師匠はこの時、心底ホッとしたと言っていた。)
まだ一人でタモキャッチはできないとは言え、ちょっとずつ一人立ち。2日目は師匠も少し離れたところで竿をさす。
鮎が釣れなくなったという西城川だけど、師匠が竿を出すと不思議なほど釣れる釣れる~。鮎釣り30年のキャリアはやはり伊達ではありませんね~。
2匹目ゲット!
午後から、なんとかもう1匹釣れました!
今回も釣れたあと一人でキャッチできず、師匠がキャッチしてくれました。とにかく、この最後のキャッチが難しいの!手が4本欲しい❗️ここまで一人でできるようになりたかった~。
鮎をタモの中にキャッチして、初めて鮎釣り成功となる。キャッチ失敗で逃がしちゃうのも、けっこうあるあるらしい。悔しいだろうな~~。
そして、喜びもつかの間、釣れた鮎にまた鼻ピアスをつけてオトリにしなくてはならない。最後の最後に、ようやくピアスをまっすぐ通せるようになったかな。
釣った魚を生きたまま測り、美しく写真におさめる水槽「尺鮎GO!」
釣った魚の大きさを測ったり、生き生きとした写真を撮ったりするのって、大変ですよね。鮎の場合、針が口ではなく鮎の体のいろんなところにかかるから、糸を持ち上げて撮影すると針が外れて逃げちゃう危険性もある。
釣った魚を地面に置いて、その横にメジャーを引いて測ったりすることもあるみたいだけど、魚は弱っちゃうし、あんまりいい写真も撮れない。もっと魚も人間も嬉しい測り方はないかな?ということで、「長野のおーちゃん」は魚を計測できる水槽を作っちゃったんだそうです!
魚の大きさが一目瞭然の目盛りがついた水槽「尺鮎Go!(しゃくあゆごー)」。ちょうど鮎や渓流魚1匹分の水槽です。1尺(約30cm)の鮎って「尺鮎」って言って、かなり大物なんだって。尺鮎を釣るのが釣り人の憧れっていうほど、なかなか釣れないものだそうです。
この計測水槽「尺鮎GO!」は、ちょうど30cmの目盛りが一目でわかるようになっていて、その前後は目盛りが細かくなっていて、ミリ単位でサイズが測れるようになっている。尺鮎狙いの釣りキチの心をつかんでますね〜。
最初は自分用に作って、親しい友達にあげてたらしいのだけど、釣り人の間でどんどん口コミで人気になり、いまや大人気商品になっちゃってるらしい。最近は、釣り大会のトロフィー代わりにとオーダーが入ることもあるとか。確かに、トロフィーより嬉しいかも。
そんな大人気の水槽に、贅沢にも「あさみの似顔絵」ロゴを彫ってもらいました~。しかも、最近増えている鮎釣り女子向けの新色のピンクバージョン。これはまだ持ってる釣り人少ないから、自慢できちゃう~。
なんとしてもこの水槽に自分で釣った鮎を入れたかったので、今回2匹釣れてよかった💛実際に鮎を入れてみると、めちゃいい写真撮れる!人気になるわけがわかるわ~。
こちらの水槽、白、黒、ピンクがあります。気になる方は、アサミに連絡いただけますと、ご紹介しますよ。
釣った鮎は鮎づくし!
鮎釣りに挑戦して、一番よかったと思える瞬間、それはやっぱり釣った鮎をいただくことですよね!
鮎釣り名人は、釣った鮎を美味しく食べる方法も熟知していました。名人自ら腕をふるってくれて、鮎づくしのバーベキューに舌鼓を打ちまくりました!
「長野のおーちゃん」考案の鮎焼き七輪ベータ版
まだ試作品という自作の七輪で、鮎の串焼きを焼いてくれました。じっくり時間をかけて焼き上げるから、皮がパリパリ、身はホクホク。めちゃくちゃおいしい!まだ改良を重ねるというこの七輪、またクチコミで大人気になりそうな予感です。
グリルで塩焼きにしてもグー!
家庭の魚焼きグリルでもめちゃくちゃ美味しく焼けました!串を刺して動きを出して焼くと、ワイルドな川魚の雰囲気たっぷり!頭と骨を引き抜いて、皮と身だけにしてかぶりつくのが最高においしかった💛
鮎は一夜干しもサイコー
釣りたて鮎の一夜干しが、こんなに美味しいと知らなかった~。時間たりなくて、半夜干しくらいだったけど、川風にさらしてとっても豊かな味になってた!最高でした!!
オオトリは絶品鮎めし
グリルでこんがり素焼きにした鮎を、ほんのり味付けしただし汁でごはんと一緒に炊き上げた「鮎めし」。炊き上がったら、身をほぐしてご飯にまぜこみます。これが驚きのうまさ!鮎尽くしの最後、満腹になってからの登場でしたが、ついついお代わりが止まらない~!
師匠「長野のおーちゃん」、すっかり西城川を気に入ってくれました
鮎の季節には、熊本県までも釣りに行くという「長野のおーちゃん」。今年は中国地方にも進出!江ノ川に続いて西城川も制覇!すでにお友達もできてました。釣り人のネットワークってすごい❗️
どうやら西城川も「長野のおーちゃん」のテリトリーになりそうです。
師匠、最高の鮎釣り体験をありがとうございました😊