80人描くということ〜その3

新郎新婦が必死で写真集めをしている間、似顔絵師は手をこまねいていたわけではない。

どんな紙に描くか?大きさは?紙質、厚さは?一つは、紙を選ぶこと。

出来上がったものはどんな額に入れたらいい?マットは入れる?額装にはどのくらいの予算が必要?二つ目は、額について調べること。

正直大きな作品を描いた経験がほとんどないので、知識がない。

以前、画家さんの個展の手伝いをした時、大きな作品は額装代も相当高額だったのを思い出す。

描き始める前に、額装までだいたいどのくらいの予算でできるのか、調べておいた方が良さそうだ、

最近移転した画材屋ガレリアレイノで相談してみる。とても親切に色々と教えてくださった。

要は、額にも規格サイズというのがあって、規格通りのものなら比較的安価で選択肢も多い。が、規格外になると特注になるので高額だし、一気に選択肢も狭まる。

気を付けないといけないのは、画用紙の規格と額の規格も違うので、画用紙の規格サイズだから額も大丈夫だろうと思っていても額が合わなくなることもある。

一番確実なのは、まず額の大きさを決め、マットを入れるかどうか、入れるなら何センチ入れるかなどを決める。それに合わせて、画用紙をお店で切ってもらう。これなら、額が合わないことは絶対にない。額のサイズを汎用的な規格サイズから選んでおけば、比較的安価で選択肢も多い、ということになる。

なるほど。やっぱり、餅は餅屋に聞くに限る。

大全紙サイズのフレームなら、シンプルなもので一万円くらい。マットを入れるのが3千円くらい。お手頃なんじゃあないだろうか。

先日、フレーム込みの似顔絵もやってほしいというお客様要望をいただいていたので、フレーム選びをお任せでよければこちらでやりましょうか?と聞いてみた。

すると、ぜひお願いしたいとのこと。準備やらで忙しい中、額のことまで回らないよね。こちらも承ることになりました。今回、特に代行費用などは頂かず、フレーム代金のみでやります。まあ、勉強料と、お祝いの気持ちです。

そんなわけで、80人似顔絵は額装した状態で納品することになりました。

Leave comments

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください